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個別記事の管理2016-12-18 (Sun)
仁科峠エイドを出発して、次なる目標は土肥駐車場エイド。



この区間、僅か11キロにも関わらず、トップ選手でも1時間20分かかるみたいで、コースマップ見ながらどんなコースなのかドキドキしていた。
でも、序盤はこれまでの笹野原の景色の良い山道が続く。ただ、これまでと違って木段が出てきたんですよね。
リズムよく登れはするものの、休んだせいなのか膝が痛い。前にロキソニンを飲んでから4時間は経過している。もう効果が切れていると考えるべきと判断。もう1錠飲んでおく。痛み止めは、これで最後。あとは痛くても我慢して行く。

頂上付近の景色に癒やされながら先を急ぐ。が…木段上がりづらい、というか辛い。
綺麗な段差になっていても、階段は辛いもの。それなのに微妙に一段一段幅も段差も異なるとなると、リズムが上手に取れないし、ましてやこの状態での負荷で、もうどうにでもしてくれな状態。

ともかく、前へ。前の人に付いていくことを考える。
幸いにして、寒さはさほどではない。風も少しはあるけれど、日向は温かい方。
走れるところは走って、木段は歩く。これを繰り返していく。

笹野原が終わり、山の中に再び入る。車の通る音がすると思ったら、道路沿いのシングルトラックらしい。
しかし、微妙な木段が次々現れて、上って下りてを繰り返す。
木段の上りで前行く人のペースが落ちて詰まるのか、段々とトレイン状態になる。こうなると、私にとってはしめたもの。前行く人のペースに合わせて走るだけ。



50キロを通過。残り20キロ。
時間は15時20分過ぎ。まだ余裕はあるはず。
残りハーフの距離しかない。ここからカウントダウンしようかと思いながら、いやいやまだ長いと思い直す。

このあとも、トレイルトレイン状態で5,6人ほども連なって走るが、ロードに出る。



日差しはもうかなり傾いてきていて、夕方が近い。日陰は風も出て来たせいか、急に寒く感じる。
ロードは上りが続くし、足が終わったこの状態では走れない。



それでも頑張って早歩きを意識して、何人かパスする。
まだ土肥駐車場に着かないのかと、歩いて歩いて、ようやく到着。



風が冷たくなって寒い。
こんなところで一日ランナーを待ち続けるボランティアの方々に、本当に頭が下がる。
寒さを感じるけれど、まずは体が赴くままにコーラを1杯頂く。そして、もらったのがこちら~



しし汁~!
もうめっちゃ美味かった!
椅子に腰掛けて、至福の1杯でした。
その後、水を補給し、トイレ列に並びながら、ヘッドライトの用意。ワンセコンドも飲んでおく。トイレが終わると震える程の寒さを感じて、しし汁をもう1杯。バナナを咥えて、再スタート。エイドの滞在時間は20分くらい?

そうしている間にも、急に暗くなってきていて日暮れを迎えている。道路を渡り、木段を上りながら、前ゆくランナーが振り返って写真を撮っている。何だろうと同じように後ろを見たらこの景色。



ああ、こういう景色を自分の足で見る事が出来る。その体験と景色の美しさに興奮と喜び。これがロングトレイルなんだと実感する。

さらに進んだところで、この景色!



富士山とゴールの修善寺の街の灯り。
前日のブリーフィングでは、11~13時間ゴールのランナーなら見ることが出来ると聞いていたけれど、間に合った。
天候とに恵まれた幸運は、まだ続いていて本当に嬉しく、ここまで来れて良かった。

でも、ゴールまで、まだ先は長い。
辺りは暗くなり、ヘッドライトとハンディライトで道を照らしながら進む。
幸いなことに、難しいトレイルではなく、ナイトトレイル初の私でも進むことが出来る。
でも、木段の下りで膝痛が辛い。時折、骨まで響くような痛みが出る。しかも右膝だけでなく、左膝の皿の辺りも痛み出している。
太腿の筋肉の酷使し過ぎなんだろうと、止まってはマッサージを繰り返して、痛みを誤魔化しながら進む。
下りの段差のある木段は、やっかいで棒のような足では飛び降りることも出来ない。

道は完全な下り基調だけど、時折、平坦も現れる。
空には月。
月夜に山の中を走るなんてと思う。
この一日を振り返りながら、なんて一日だろうと思う。海からスタートし、杉林を抜け、シングルトラックを走り、笹野原を走り抜け、最後は月夜のナイトトレイル。
体験したくてもそう簡単に体験できない。その真っ只中にいる。
暗闇の中をヘッドライトの列が連なって、自分もその一員となっていることに不思議な一体感を感じていた。

(続く)

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* Category : トレイルランニング
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