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個別記事の管理2016-10-12 (Wed)
早いもので丹後DNFから一か月。
総括したいと思いつつ、どう結論をつけたらいいものか悩んでいました。

色々と敗戦の要因を考えていました。
気象要因。
体調不良。
対策不足。

簡単に整理すればこの三つかなと思わなくもないけれど、一番の要因は自分のメンタルの弱さだったと思ってる。
100キロ走ろうというのだから、トラブルの一つや二つはあるもの。ましてやお腹のトラブルは、何度も経験済みのはず。
それなのに今回は、そうならないためにはどうしたらいいかを中心に考えて、なったときにどうすればいいのか、どう考えるべきなのか、そのシミュレーションが足りていなかった。
もう一つは、シミュレーションだけじゃなくて、その場の判断の悪さ。
悪いなら悪いなりに対策を考えればいいものを、苦しいのを我慢することばかりで、対策が足りなかった。考えようとしなかった。思考停止してしまっていた。
そして、痛みや苦しさへの我慢、ゴールしたいという純粋な思いも足りなかったと思ってる。


こんな風に考えるようになったのは、最近NHKで放映された「神の領域を走る」を見てから。
トレイルランナーの鏑木毅さんの過酷なまでの挑戦。パタゴニアのウルトラフィヨルドの100マイルのレースを見て、自分はあそこまで追い込んでいたかと思うようになった。
フラフラになっても走る。走れなくなっても諦めない。雑誌では、補給食のゼリーですら受け付けなくなって、道端で何度も吐いたたとも読んだ。
それでも、最後まで走り、結果は2位。

もちろん、自分ごときランナーと鏑木さんを比べるなんて、そもそもおかしいのかもしれない。
それでも私の遥か先には、鏑木さんがいるように思えるのだ。

ウルトラもトレイルも、限界への挑戦という意味では同じところはあると思う。
私がDNFを決めたとき、それは本当の限界だったのか。
歩けないほどの状態だったのか。
ほかの選択肢がない状態だったのか。
答えはNoだ。

私は諦めた。
まだ進むことができたはずだけれど、恐れと疲れに嫌になって降りた。
限界への挑戦をしてみたいと思いつつ、その限界のラインを自分で勝手に決めた。
それが敗因だったと思っている。


そうならないためには、どうしたらいいのか。
考えていたことは、いくつかある。
一つは慣れ。
もう一つは考えをスイッチする工夫。

慣れについては、言うまでもない。
普段の練習だって、結局のところ慣れのトレーニングだと思う。
10キロを速いペースを走るのも、30キロを一定ペースを走るのも、肉体の強化の一面の他に距離やスピードに慣れるトレーニングなわけで、痛みに慣れる、重たい進めない状態に慣れる。つまり経験だ。
辛い状態になった上で、その状況であがく。諦めない。無理をする。
こういう経験、慣れをしておくかしておかないかの差は大きい。

それは一つの答えだ。
でも慣れだけでは足りない。

今回の痛みの主は、腹痛だった。
腹痛なんて、数えきれないほと経験してきているのに、我慢できなかったのは有効な対策を打てなかったから。対策が打てなかったのは、痛みに朦朧としてしまい、判断できなくなってしまっていたから。
先にも書いたけれど、100キロはトラブルはつきもの。
大事なのは、対処を考えて実行すること。
ところが、痛みが強いと考えるということを放棄してしまう。我慢すればいいと思ってしまう。
だから、考えをスイッチする必要がある。でも追い詰められた人間の思考って、簡単には変えられない。だからスイッチする工夫がいる。

例えば、自分ひとりで考えているからダメ。
第三者の助言を受ける。
これも、ありでしょう。
自分で予め対応策のメモを書いておく。
これも一つの工夫だ。

そういった些細な工夫があれば、思考の切り替えのきっかけになったのじゃないかと思う。
まあ、結局のところ、どこまで想像力をもって準備できるかということなのかもしれないけれど、ウルトラの強さというのは事前準備で手に入れることが出来るものもあるんじゃないかと思うわけです。

来年は、事前のシミュレーションと対策。さらには、トラブル時のメンタル強化とトラブル時の些細なスイッチ。
これを考えて参加したいと思ってる。


ところで、この話。丹後の反省のつもりで考えていたことだけど、実はフルマラソンにも当てはまる。
苦しくなるのはフルマラソンでも、もちろんあることで、それに対して本当の限界点が来ているのか考えることや、辛い時の些細な工夫でスイッチを切り替えることが出来たなら、ゴールは近づくと思う。

大阪マラソンは、それを密かに考えてます。

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Theme : マラソン大会 * Genre : スポーツ * Category : 丹後ウルトラ2016
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