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個別記事の管理2016-09-28 (Wed)
フルマラソン5週間前ともなれば、追い込みも架橋のはずですが、私の状態ときたら、まだウルトラの疲れが抜けていない様子。
土日の練習の疲れ、とれません。

はっきりとした故障があるわけではないのですが、ハードなトレーニングした時に残る脚の重たさだとか、足裏の痛みなんかがどよーんと。
以前までなら、一週間あれば抜けたと思えたんだけど、今回は長い。
本当なら、もう少し休むべきなのかもしれない。
でも、5週間前。
ポイント練習入れたいし、30キロ走もやっておきたい。
故障は怖いから、マッサージだけは欠かさずに。
適度な休暇を入れた計画を立てたいと思います。

丹後ウルトラ反省レポ……ついにリタイアです。

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弥生庁舎まで、時計を見ないで来ました。
ひとつは見てしまってがっくり来るのが嫌だったのと、もう一つは前半あれだけ飛ばしたのだから、そんなに見なくてもいいだろうと漠然と考えていたから。
それでも、これだけ遅れてしまっては、関門も危うかろうと出発前に確認。
11時半過ぎ。第2関門の弥生庁舎の関門が12時。
まだ時間に余裕があるけれど、次の碇高原は14時35分が関門。
2時間半あれば行けると思いたい。

弥生庁舎から出て、少しは調子が戻るかと思ったけれど、状態は改善せず…むしろ悪くなってる。
明らかな平坦でも、歩きの方が長い。
この先に上り坂が待っていると思うと、さらに足が重くなる。

道が右に曲がって坂道が始まる。
こうなると完全に歩き。
必死に歩いているつもりだけど、ペースがよくわからない。
視界は完全に下を向き、景色はおろか周りのランナーも目に入っていない。
時折、前を見ているはずなのに、ほとんど記憶がない。
徐々に足裏が痛くなってきている。これは疲れからくる、まずい痛みだ。このまま歩くと故障に繋がるかもしれない。
故障の怖れと完走だったら、どっちを優先すべきなのか…
いやいや完走のはず。
でも、故障は嫌だ…
疲れた…眠い……

このころの精神状況は、かなり悪かった。
完全な負のスパイラル。
しかも、疲れと前日の寝不足も重なって、眠気まできている。
油断するとまっすぐ進めない。

雨が少し降ってきて、ここまで持ってきていたビニール袋を被る。
ビニールを被ると、冷えていた体がマシになる。
そうか、とっととこうすればよかったんだ。そんなことすら思いつかない状態だった。


そんなとき、後ろから声がかかる。
え? なんだ?
横を向いたら、THさんたち応援隊がいた。
車で移動中らしい。
色々と声援をくださるが、笑顔を返すことができない。
THさんに笑顔が足りないと言われるが、この状況で笑えるかと思ったりする。
そうこうしているうちに、皆さんは先に行ってしまった。
置いて行かれてしまったと思いながらも、どこかほっとする。
人に愛想すら振りまけない自分がいた。

上り坂が長い。
コースは分かっており、碇高原は10キロは上り坂。
途中で下りも入るけれど、再度上ることも分かっている。
だから、長い坂が本当に嫌になっていた。
トンネルを抜けて、下りが見えても、ちっともうれしくない。
走ってはみるものの、足が固まって動かなくなっている。
ペタペタと歩くしかなくて、それでも坂道を進んでいると、声をかけられる。
いしきちさんだ。
あ?とかしか言えなかったと思う。
確か頑張れとか言われたような、先に行きますと言われたような気も…

いしきちさんは、上りでも力を抜くわけでもなく、ぐいぐいと先に行ってしまった。
そんなに急がなきゃいけないんだっけと、改めて考える。
そういや、いしきちさんはギリギリのペースで進むと言っていたはず。
そうなると、ここいらがデットラインか?
正確な時間は考えられなくなっていて、感覚だけで考える。
そうだとしても、この先ペースを上げるなんてことは難しい。

残り時間を必死に考えるも、正確な時間が計算できない。
そのうちに雨がまた強くなる。
ビニールから出ている腕が冷たい。

ダメだな…

碇高原の頂上まで残り3キロほどを残して悟る。
完走できない。
必死に歩けば、次の関門には間に合うかもしれない。
でも、もう下りも走れない。
走れないと、その次の関門には間に合わない。
おまけにこの雨。
体が冷えて、動かない腕がどんどん冷たくなる。
ビニールの内側に腕を入れて、少しでも冷たいのを回避するが焼け石に水。
このままでは、体が動けなくなる。

リタイアするしかない。
でも、リタイアするにしても次のエイドまで進まなければならない。
雨に打たれながら、上り坂を進み、ようやく見えてきたテントにほっとする。
ちょうど雨脚がさらに強くなる中…

「すいません、リタイアします」

ウルトラ二度目のリタイア宣言はあっけなく。
私の三度目の丹後は終わったのでした…

(続く)

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Theme : マラソン大会 * Genre : スポーツ * Category : 丹後ウルトラ2016
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