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個別記事の管理2016-05-30 (Mon)
■馬越峠
滝見の湯エイドを出れば、すぐに馬越峠に入るものと思い込んでいたけれど、実際にはエイドからもう少し先になっていて、そこまでは割と平坦か傾斜の緩い坂だった。
お腹の気持ち悪さはあったものの、それでも関門時間がちらついていたから、ベタ歩きではなく、ちょっとでも走ろうと数メートル単位で走ってを繰り返していた。
わずか3キロほどで、次のエイドで到着。
ここから山の中みたいで、急坂がすでに見えている。

ここで女性ランナーさんが、どのくらいの距離と傾斜なのか聞いている。
「箱根の峠くらい?」
「5キロで400メートル上がるよ。箱根より急だけど、そんなことは考えずに行って」
いや、だったら教えてくれなくてもいいんだけど(笑)

エイドで水被りをしてから、エイドを出る。
最初は、できるだけ走ろうと、いつもの数メートル進んで、歩いてを繰り返そうと思っていたのだけど、あっさり諦め。元気な時に、これだけクリアすればいいという状態なら走れるかもしれない。でも、ここにきては走れない。

それでも、出来るだけ早足を心がけて、パワーウォークで進む。
当然、呼吸は荒くなるし、汗が猛烈に出る。
前を行く数少ないランナー(滝見の湯からは、周りのランナーがめっきり減った)の背中を見据えて、追いつき追い越すことを考えて進む。



後で記録を見たら、ずいぶんと頑張っていたみたいでキロ10分前後で上っている。



ぽつんぽつんとある距離の看板を見ながら、これは長いとぼやきながら歩く。
聞こえるのはウグイスとカッコーの鳥の声と、なぜか蝉の声。この暑さのせいか、勘違いした蝉が多いみたいだ。

大分進んだところで、写真を撮る。



こんなにヘトヘトでも、美しいと思う。
綺麗だと思える自分に驚きもする。
何も無ければしばらく見入ってみたいところだ。
でも、ともかく先に急ぐが……さすがに疲れてきてしまった。
ダラダラと歩いて歩いて、ようやくエイドに到着。
16時25分。関門閉鎖15分前だった。

■再びの復活
ここからは急下り。
5キロあまりで、今まで上ってきた距離を下る。
歩いてばかりで走れないのかもと心配していたけれど、足は反応してくれた。
お腹の調子も収まっている。
大丈夫、走れる。
下りにの傾斜に任せたまま、スピードを上げて行く。

働かない頭で、残り時間を計算する。
80キロで16時半だから、残り時間は20キロで2時間半。180分を20キロで割ると……
あー、わからんがな!
もう少しシンプルに。キロ7分で20キロなら140分。8分で160分。
もしかして、ゴールできちゃう?
ほんとに?

ここで必要なのは、下りで稼ぐこと。
ここまできたら、足を温存しても仕方ない。
あとは勢いで行くしかない。

頭の中で明確な目標が出来たとたん、自分の中が戦闘モードに切り替わる。
ウルトラなのにフルマラソンを走っている時のような心境。
前行くランナーを次々とパスして、下り坂を下る。



それでも、写真を撮っていたあたり、まだ自分の中に余裕はあったのかな?
が、この快調は少しだけ。
調子が良くなってきたら、お腹も調子が良くなったのか、トイレに行きたい!
ちょ、ちょっとやばいよー
エイドまだかー?
別の意味で必死になって下ってエイドが見えて、トイレがあったことにホッとしたw
自分比最速で、トイレを済ませ、もう一度下る。

しかし、下界に下りてきて傾斜が緩やかになり、ペースも落ちる。
ここまでか。息が続けられるくらいまで落として、キロ7分切れるくらい。やはり、坂だけのキロ5だったか。

どのくらい稼いだか、時計を見ながら確認する。
残り2時間で15キロ。キロ8で2時間。
下見したときに確認した90キロに坂があることを考えると、余裕はない。
出来るだけ早くと、走りと歩きを交えながら、エイドはまだかと思いながら進む。

そしてついに、下見で見たエイド到着。



17時21分。原公民館エイド。87キロ。
残り13キロで残り1時間40分。
間に合うのか? 気ばかりが焦っていた。


(続く)


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Theme : マラソン大会 * Genre : スポーツ * Category : 野辺山ウルトラ2016
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